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何でもランキング第14弾! ……とは名ばかりのコーナー。それほど多くの本を読んでいるわけではないので、ランキングにするのはなかなか難しい。とはいえ、今年は電子書籍(ほとんどマンガ)がようやく充実し始めた。ソク読みでは扱う出版社が増えたし、eBookJapanでは角川エースコミックを取り扱うようになったり。小説はてんでダメだけど、パピレスでメディアファクトリーのライトノベルが少し増えてたり。また、著作権法的には微妙なサービスの普及で、去年と比べて読んだ本の冊数は格段に増えた。その中でもお気に入りをいくつか紹介するとしよう。

○ライトノベル
・まよチキ(メディアファクトリー)
とある理由から女性に触れられると拒絶反応で鼻血を吹き出すジローと男装執事のスバル、それらを取り巻く人々とのラブコメ。最近よくあるラブコメと言ってしまえばそれまでだが、なかなかに(浅くて)深い話だ。←浅いんかい?! で、まあ、スバルが不器用で最強でめちゃくちゃ可愛いので読む価値ありだ。あくまで最近よくあるラブコメだけど。

・とある魔術の禁書目録(アスキー・メディアワークス)
怒濤のロシア編、だけで今年は終わってしまったけど。主人公である上条当麻の安否が気遣われる。いつものカエル顔の病院で終わらないので、何だか不思議な感じだ。クライマックスも近い雰囲気だし、来年の刊行が楽しみだ。

・化物語シリーズ(講談社)
ついに新章突入。今までは刊行されるたびに阿良々木くんの変態レベルが増していっていたが、今回は重要人物の視点で語られる。変態レベルは地に堕ちたが、新鮮な味わいがある。このシリーズは本当に自由なので、小説に慣れていない人も楽しめるはずだ。ただ、ネタが幅広いので?が広がること間違いなし。

○マンガ
・ビリオネアガール (講談社)
「狼と香辛料」の人が原作のマンガ。だからなのか、扱うネタがデイトレード、株式売買だ。デイトレードで巨万の富を得た少女と、遠縁の親戚でもある普通の青年の交流を描いた話。少女のリハビリがメインのような気がするが、まだ始まったばかりなので何とも……。

・となりの柏木さん(芳文社)
オタクな少年少女の恋のお話。主人公の少年は究極のKYなので、笑ってすませられる人にしかお薦めできない。多感な年頃のオタク少女であるからこその悩み、それを抱えた柏木さんの葛藤が面白い。某妹オタク小説とは違って非常にライトで、大半のオタクはこちらの部類に入る物だと皆に認識してもらえると思う。


読んでない本の中にもまだまだ面白い作品があるはずなので、これが全てではない。もっと気軽に本を手に取れる時代が来て欲しい。自分で読めない少数派に優しい時代に。来年は、さらに電子書籍に力を入れると角川が発表している。一過性のブームにならないように祈るばかりだ。
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43
性別:
男性
誕生日:
1981/01/19
趣味:
アニメ鑑賞 ゲーム 読書
自己紹介:
難病筋ジストロフィーを病気に持ち、専門病院で療養している。というと可哀想に聞こえるが、テレビやパソコンを自由に出来るため、楽しく生活している。そのため、趣味に事欠かない。
体力的、機能的に制限があるので本当の自由とは言えないが。
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