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8月27日にビデオが発売されたので、さっそくブルーレイ版を購入し、ようやく見ることが出来た。原作が面白かったので非常に楽しみだったが、いかんせん値段が高い。DVDよりも2000円も。その話は脇に置き、感想でも。


「カンパネルラの望み……

それを伝えたくて、知って欲しくて……でも、伝えられなくて……でも……」

広葉と美羽、ななせの心の葛藤。その全てを包み込むような遠子先輩の暖かさ。大切な一言が言えずに、ただ切なさが募っていく。見れば見るほどその世界観に引き込まれていく。とても暖かな気持ちにさせてくれる物語だ。

人に勧めたくなるような良い作品だが、唯一残念なのは先に原作を読んでしまったことか。原作五巻を中心に文学少女の全てを描いている。その為に省かれたエ ピソードが多々あるが、映画を見るに当たっては必要のない知識。空白の部分の心の葛藤を自分で想像して見た方が遙かに楽しめるからだ。出来るだけ思い出さ ないように……でも、ラストシーンでは諸々のことは全て忘れて魅入ってしまった。あのラストはやっぱり何度見返してもいいな。もう一回見よっと。

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ようやく最終話を迎えた鋼の錬金術師。全64話という微妙な話数で終わったが、原作が終わるのを待って最後までしっかりと描いたからの結果だ。昨今は中途半端で終わったり、つまらないオリジナルストーリーを織り交ぜたりする作品が多い中、本来あるべきアニメ(原作有り)の形を示してくれた。とはいえ、所々に簡略化された跡はある。例えばヨキの初登場シーンとか。炭坑の話はごっそり省かれ、再登場の時にフラッシュバックで語られるだけ。原作を見ないと分かり難かったりするのは、前述のくだらないアニメ化のせいかも。

いやー、実に良い最終回だった。1話かけてじっくりとその後を描く。やはりアニメはこうでないと。

一番印象に残ったのは何と言ってもエドのプロポーズ。俺の人生を半分やるからお前の人生を半分くれ、って。やはりどこまで行ってもエドはもやしだな。一世一代の大舞台で等価交換、ってそんな錬金術の真理を持ち出すなんて。そんなエドの言葉に対してウィンリィが返した言葉が実に印象に残った。とても恥ずかしいセリフではあるけど、ウィンリィの愛の深さを感じ取れる言葉だ。

再び旅に出るエドを見送るウィンリィ。じっとしてる男なんてつまらないと言いながらもやはり寂しいんだろうな。だが、以前の旅とは違い、エドは必ず帰ってくる、その想いが二人を繋げたままにしてくれるはずだ。

ラスト、あの2人の子供はエドとウィンリィの子供かな。アルとメイが一緒にいるのはやはりそういう関係か。キメラのおっさん達は……人間に戻れたのかな。あのままサーカス団にでも入れば面白いのに。そんなこんなでハッピーエンドになって良かった。

エドは片腕片足を無くし、アルは魂だけを鎧に定着させ、そうして始まった体を取り戻す旅。アメストリア全土を巻き込む戦いの末、最強の敵を倒し、神に打ち勝ち、体を取り戻した。何度むごい目に遭おうとも逆境に立ち向かい、それを無事に乗り越えた。多くの犠牲の上ではあるけど、それ以上の大事を成し遂げた。絶対に信念を曲げず、賢者の石を使わずに。

こう振り返ってみても本当に面白い作品だった。もうしばらく余韻に浸っていられるだろう。落ち着いたら一度見返すことにしよう。
三ヶ月前に、アニメ好きを誇示する為に始めた企画。私の趣味など興味はないだろうが、こうも話題にする機会がないと忘れられそうなので。というわけで、今クールに放送されたアニメ作品の感想でも。

一番面白かったのは、次回最終回の鋼の錬金術師。これの感想は放送終了後にでも書こうかな、と。マンガも最終話が再掲載になったりと一番話題を呼んだ作品だろう。

改めて4月期放送のお気に入り作品。

WORKING!!
ファミレスの職場風景を描いたギャグアニメ。店長を筆頭に変わり者揃いの、本人達はいたって普通だと思っている主人公達のやりとりがウリだ。始めから終わりまでコンスタンツに笑いを提供してくれた。でも、一番印象に残ったのは暴力シーンかな。なぜそこで劇画? と思わずつっこみを入れたくなるほど見事な一撃を放つ伊波さん。それが男性恐怖症から来る衝動だと言うから驚きだ。どんな教育を施したのだ、父親は。暴力を一身に受ける小鳥遊は妹に変な意味で勘違いをされるし。そんなあれやこれやもぽぷらちゃんの笑顔で「ま、いっか」と思わせてくれる。あらゆる意味でバランスの良い作品だ。

GIANT KILLING
真面目な作品の筆頭はやはりこれだろう。監督に視点を置いた真新しいサッカーアニメだ。弱小クラブチームが上位のチームに勝ち、奇跡の軌跡を描く。実際どんな結果になるのかは知らないが、この間の名古屋戦は痺れた。一瞬も目が話せない展開、綿密に組まれた作戦、そのどれもが視聴者をわくわくさせる。サッカーに真摯に向かった作者のその姿勢、今期一番のお勧めだ。

他の作品については簡単に。原作が好きで楽しみにしてた「会長はメイド様」、出だしで私の心を掴んだ「迷い猫オーバーラン」、史実とフィクションを織り交ぜた「閃光のナイトレイド」が面白かった。


番外編。ここでは再放送を取り上げる。

BD企画で何かと話題の「ゼーガペイン」。エンディングはいまいちだった記憶があるけど、改めて見ると実に良くできた作品だ。アークが死ぬところとか、カミナギが覚醒するところとかつい魅入ってしまった。ていうか、カミナギってこんなに可愛かったっけ。

もう一つの楽しみが「喰霊‐零‐」。原作の過去を取り上げた作品らしいが、作品の質はこちらが上か。これといった感想はないが、なかなかの目の離せぬ作品である。主人公の神楽が将来、「剣ちゃん剣ちゃん」言うようになると思うと面白くて仕方ないが、それはまた別の話だ。原作も終わったことだし、またアニメ化となってくれたらいいな。


とまあ長々と語ってみたが、今期はこんな具合だ。来期はどんな作品が見られるか今から楽しみだ。

自他認めるアニメオタクなのに最近めっきりアニメの話題を出さなくなっている。せっかくのネタも全てどぶに捨ててきてしまい、おかげで日記の更新が皆無。一月期の放送も大体終わったので今期の感想でも。

一番は昨年のランキングにも入った「とある科学の超電磁砲」かな。世間では萌えアニメのレッテルを貼られているが、万国人間ビックリショーばりのど派手なアクションが大きな売りだ。科学サイドの話だが本編とは違い、影の部分がでないので見やすい。ビリビリのことを語り出すと”とーま”を引き合いに出さねばならないので次の機会に。

次はまさかの第五期突入「鋼の錬金術師」。良作なのは言うまでもないが、何より中途半端に終わらないのが良かった。でもまあ、かなりはしょってるので原作の方がかなり良いが。続きが楽しみな一作。

今期開始の中で一番面白かったのが「ダンスインザヴァンパイアバンド」。吸血鬼物を真面目にするとどうしてもグロくてエロくなるので子供には勧められないが、それを抜きにして公平な目で見れば良くできた話だ。ただバンド設立で終わった方が良かったかも。一応恋の話です。

個人的には「ソラノヲト」が結構良かった。これは結局は音楽の話。ノーボーダー……音楽には国境も人種も言葉の壁もない。そして時代をも超えて引き継がれていく物だと。多くのアニメオタクが何を期待していたかは知らないけど、音楽っていいよね。

後は「ひだまりスケッチ」。三度目のアニメ化だが、あくまでギャグアニメだと言うことを忘れずに。ギャグは笑えれば良し。そして最後までしっかりと放送してくれた「クロスゲーム」、クライマックスで急に面白くなった「エレメントハンター」、ぜひ続編をアニメ化してほしい「獣の奏者エリン」の総集編、続きが楽しみな「刀語」がお気に入り。

最近のアニメはほとんどが宣伝のような物。1クールだけ放送なんてのが多く、業界の自信のなさが見て取れる。もっと自信のある作品を長い枠で放送してほしいものだ。純粋に作品を楽しみたい、そんなオタクの為にも。
メイ、危機一髪! 大総統の勘の良さには目を見張るばかりだ。

ようやく解放されたエド達。そして、マルコーと出会ったスカーのとるべき道は? 様々な思惑が入り乱れ、イシュバール戦の真実に近付いていくのだった。
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プロフィール
HN:
やっちん
年齢:
44
性別:
男性
誕生日:
1981/01/19
趣味:
アニメ鑑賞 ゲーム 読書
自己紹介:
難病筋ジストロフィーを病気に持ち、専門病院で療養している。というと可哀想に聞こえるが、テレビやパソコンを自由に出来るため、楽しく生活している。そのため、趣味に事欠かない。
体力的、機能的に制限があるので本当の自由とは言えないが。
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