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ゲルマン民族の大移動と言うには大げさな話だが、20人近くの患者が部屋を変わる計画があった。だが、面倒だなと思いつつ迎えた当日、突然の中止に病棟は騒然とした。理由はなんとも単純で、お金の問題が発生したのだ。

私の病棟ではネット回線にマンションタイプを利用している。1人1回線で、部屋変えとはマンションでいうところの戸変え。家を引っ越すのと同じ。それなりの工事が必要となるのだ。とはいえ簡単なのでこれまでは業者に依頼せずに勝手に工事していたのだが、良識ある人の目に止まり、それでは駄目だと言うことで問い合わせ。いくらかかるかは言わずもがな、工事は一ヶ月後になると言われて断念。

部屋変え自体疑問があったからな。そのまま流れてくれると良いのだが。

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4ヶ月分の膿は思いの外酷く、かさぶたと相まって想像以上の痛みを伴った。しばらく放っておいたつけがここに回ってきたのだ。久しぶりの近況報告がこんな話題なんて、色々と痛々しい人生だ。


…………


…………


……で?

いや、もう、入れ替えで書くことがもう無くて。そういうわけで。

禁書目録の鎌池和馬が描く新作、ヘヴィーオブジェクト 。と言っても一昨年から始まったシリーズらしいので話題にするのはちょっと遅いかな。今のところ三巻まで発売されていて、つい先日手に入れたのでさっそく感想を。

国連が崩壊し、世界が泥沼の戦争状態になった時代。現代兵器は今や主戦力にあらず、オブジェクトという巨大機動兵器に取って代わる。オブジェクト同士の戦いが勝敗を決める、ある意味スマートなものが定石となっていた。このオブジェクトという兵器、その強さは以上だ。現代兵器が束になっても敵わず、核兵器にも耐えうる。レーザーやプラズマ、レールガンが主兵装という化け物だ。そんな化け物に立ち向かい、初めての偉業を成し遂げる一工兵の物語。

主人公のクウェンサー、相棒のヘイヴィア、彼らの部隊が運用するオブジェクトのエリート(搭乗者)の少女ミリンダ、指揮官のフローレイティアの4人を中心に描かれている。色々あってクウェンサーとミリンダは仲良しになるのだが、ミリンダの立場上の問題とクウェンサーの究極的な鈍感さで進展する気配もない。ミリンダがやきもきし、嫉妬に苛まれる姿はとても癒される。年相応の可愛らしさというか何というか……。

しかし、この物語の主軸は戦争。ひとたび戦闘が開始されれば、その激しさに息を呑むばかり。戦死者も続出、禁書目録とは正反対の凄惨さがある。基本はオブジェクトの戦いだが、自軍が不利になるたびにクウェンサーが大活躍。時にはミリンダと協力し、時には相棒と銃や爆弾で門外不出の快進撃。オブジェクト以上の脅威を秘めているのだ。その正体は設計を学びに来たただの学生というのだから驚きだ。その学生の活躍は今後も非常に楽しみだ。はたしてミリンダが報われる日は来るのだろうか。

ヘヴィーオブジェクト (電撃文庫)
ヘヴィーオブジェクト採用戦争 (電撃文庫)
ヘヴィーオブジェクト 巨人達の影 (電撃文庫)
第4クォーターで一体何が起きたのか。それまで一進一退の攻防を続けた両者……結局は前半のリードが物を言う結果となった。

日本時間で今朝の8時半に始まった第45回スーパーボール、NFLアメリカンフットボール頂上決戦がつい先程終わった。今年はパッカーズとスティーラーズとの勝負となり、両者共に守備はリーグ随一、攻撃もトップクラスという、素人目にはどっちが勝つか予想も出来なかった。前半はパッカーズがリードし、終了間際にスティーラーズが反撃。21対10と混迷を極める。後半息を吹き返したスティーラーズは第3クォータで流れを引き込み、そのまま逆転をするのではと思える状況になったところで、私の入浴時間になってしまった。文字通り第4クォーターは見てないので、本当に何が起こったのか分からない。

結果は追撃を振り切ったパッカーズが31対25で4回目の栄冠を手にした。

今シーズンのNFLはどの地区も混迷し、最後まで地区優勝が分からない地区が多かった。史上初負け越し地区優勝、プレーオフで一勝するチームも出て来た。それほどまでに混迷したのはこれまで下位にいたチームが強くなったからだろう。おかげで最後まで楽しむことが出来た。そして、1番のニュースは41才の鉄人ファーブの引退。三度目の正直とも言うが、チームを解雇されるたびに引退宣言をしては撤回してきたが、今シーズンはついにプレイに精彩を欠き、今度こそは引退間違いなしといわれている。ファーブは数々の記録を打ち立てた名QBで、もうそのプレイを見られないのは少し寂しい。だが、若手台頭の年でもあったので、これからのNFLも非常に楽しみだ。来シーズンはどんな試合を見せてくれるだろうか。
SFテイストの青春小説もなかなか良いもので……。最近のライトノベルはラブコメ率が非常に高いのだが、そんなラブコメ作家の上月司が描く青春小説がこれ。

レイヤード・サマー (電撃文庫)

真冬に真夏の作品を出すなんて思い切ったことをするな、とちょっと感心して見たり。ライトノベルだから軽い調子で読めるのも、良い味を出す要因に思える。

舞台は現代のありふれた日常。ほっとけない体質の涼平、幼馴染みの野々子、いつまでも煮え切らないまま幼馴染みという関係を続けていた2人の前に1人の少女が現れる。少女、庵璃は未来から殺人鬼を追って来たという。そして近い将来涼平は殺されるという。それまでの日常は破壊され、2人の関係にも変化が……。涼平の行動が事件に関わる全ての人に様々な変化をもたらしていく。

魅力的な女の子達と涼平との関係の変化、心情の変化は見物で、最後まではらはらどきどきさせてくれる。昨今のライトノベルは単巻の刊行だとなかなか人目に触れられにくくもあり、人気作になるのは難しいだろうが、かなり面白かった。ファンならずとも読むに値する作品だ。
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やっちん
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44
性別:
男性
誕生日:
1981/01/19
趣味:
アニメ鑑賞 ゲーム 読書
自己紹介:
難病筋ジストロフィーを病気に持ち、専門病院で療養している。というと可哀想に聞こえるが、テレビやパソコンを自由に出来るため、楽しく生活している。そのため、趣味に事欠かない。
体力的、機能的に制限があるので本当の自由とは言えないが。
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