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劇場版「空の境界」終章の発売に合わせて、劇場版「空の境界」Blu-ray Disc BOX が発売された。全7部作、単館上映ながらも大きな話題になった作品で、その続編というか締めくくりとなるのが今回発売された終章。BD-BOXは8枚組でかなり値がはる高価な商品となっている。ちょっと懐が寂しい……。公式サイトよりもこちらの方が詳しいので興味がある人は寄ってみて。

空の境界はとても面白い作品ではあるが、全体的に暗いしグロテスクな表現も多々あるので、例えアニメオタクでもあまり薦めたいとは思わない(子供はNG)。少々心が病んでるぐらいの方が楽しめるが、病みすぎているとかえって気分を害するという、さじ加減が難しいからだ。純粋に作品を楽しめ、かつあまり深く考えない人ならばちょうどいいのかも。

主人公である両儀式の心情の変化……成長と言うには少々語弊のある変化は見ていると切なくなってくる。大抵の作品は「支えあえながらも自らの足で立つ」ことを目標とするのだが、この作品では「傷の舐め合いでも構わない」と思えてしまうような愛の形を表現している。一人でも生きていられた両儀式が幹也なくして生きられない、堕落とも感じられる変化……でも、最後には良かったと思える結末が用意されている。オススメ……とは言えないのが心苦しい。面白いんだけどな。
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ちょっと気を抜いている間に今年も一月が過ぎ、”やっちんフリーク”も7年目に突入した。飽きっぽい性格なのによくもまあこれだけ長く続けられたものだと感心している。内容がころころと変わっているのが逆に良い影響を与えているのかも知れない。良いんだか悪いんだか微妙ではあるが。

今年の目標とまでは行かないが、最近失速気味なので止めることの無いように少しはやる気を出したいと考えている。ただそれだけの話なのだが。

最近感じるのだが、障害者なのに人並み以上にやる気を出して生きている人は凄いと思う。以前に起業した人までいると聞いたことがあるが、どんな神経をしてるか興味はある。障害を持つとどうしても行動範囲が狭まり、視野も狭まる。人並みに動くだけでも数倍は労力を必要とする。他人の力も必要となるし、色々と面倒なのだ。だから徐々に内にこもり、小さな世界の中に収まってしまう。かくいう私もそうだ。面倒くさがりなのは元々の性格なのか病気のせいなのか正直分からない。それでも小さな枠に囚われず、行動的な人もいるわけで。そうした人が社会に感動を与えるのかな、と。自分には真似できないと思うあたり、器の小ささを感じてしまう。痛いほどに。

短い人生をちょっと振り返ってみる。趣味でしていたバンド活動とかはどうだったろうか。自分一人では何も出来ずとも数人で固まって動けば何かを為すことが出来る。その活動は社会に何を残せただろうか。自分自身の糧になったのは確かだが、他人にどれほどの影響を与えられただろうか。迷惑をかけただけと思うのはどうしようもなくダメ人間な気がする。でもまあ充実はしていたし、サイト運営もそうなればいいと思う。小さいながらも、ここに生きていたのだと感じられるような結果を残せたら……30年も生きてるとそんなことを考えてしまう。

願わくば、日本財政が破綻する前に安らかに眠りたいものだ。←って、おい!

ゲーム音楽がオーケストラコンサートというのはなかなか珍しいことだが、世界各地で興行するのはファイナルファンタジー(以下、FF)が初めてなのではないだろうか。

Distant Worlds music from FINAL FANTASY Returning home [DVD]

これは昨年11月に行われた日本凱旋公演のライブ映像を収録したファンにはたまらないDVDだ。元々私はFFの曲が好きで、CDもほとんど持っている。それらの曲がフルオーケストラになるのだから、非常に楽しみにしていた。行けるものなら聴きに行きたいとさえ思うほどに……まあ無理なんだけど。

”片翼の天使”に始まり、歴代の名曲達が様々なアレンジで演奏されていく。世界的に有名な(私は知らないが)アーティストを交えての演奏は心を揺さぶり圧倒されてしまった。そして、ベンヤミン・ヌスによる”闘う者達”ピアノ独奏は聴き終わった後もその音色がしばらく頭から離れなかった。RPGの戦闘曲がこうも化ける物なのかと驚きを隠せない。アレンジ一つで世界がどんどん広がっていくのは、やはりオーケストラならでは。最近では当たり前のようにゲームで使われてるが、使いたくなる理由が分かる気がする。

FF好きにはぜひ薦めたい一品だ。

最近”ましろ”に激はまり中。

これだけで何の話か分かった人は間違いなく超能力者だ。それかアホか……で、何のことかというと、最近読んだライトノベルの話なのだ。

さくら荘のペットな彼女 (電撃文庫)

タイトルだけ見るとちょっと怪しい雰囲気があるが、歴とした(?)普通のラブコメだ。ラブコメとは言ってもよくある”ラブでコメディ”な話ではなく、”ラブ”と”コメディ”の奥の深い物語。ラブの部分は恋愛小説にまったく引けを取らないほど切なくていい話だ。その作品に出てくるヒロインが”ましろ”だ。

ましろにはまる理由。それは、見た目の可愛さもあるが、1番の魅力は何と言っても違う常識の中で生きている希代の天才ということ。画家の世界で成功を収めた天才少女がその地位を捨てて漫画家を目指す。そんな凄い人間なのに、日常生活はかなりのレベルで介護が必要な天然娘なのだ。どれだけ凄いのかというと、毎日のように寝落ちする為朝起こすところから始まり、ほっとけばパンツをはかないのは当たり前。毎日の着替えは主人公の空太が用意している。風呂掃除をすれば水害を引き起こす。誰かの手を借りねば生存不可能。絵を描くことだけを目的としたマシーンのようなのだ。

そんな少女がさくら荘に来て、空太と出会う。そして、少しずつだけど変わっていく……これは天才と凡人の甘くて切ない(?)恋の物語。その他のキャラも魅力的で、見てると頬も緩みっぱなしになる。宇宙人とか外国産の悪い虫とかメイドちゃんとか。

ましろは自分の中で育まれていく未知の感情に戸惑い、空太は彼女の気持ちに気付き両想いながらも自分の気持ちを伝えられずにいる。少しでもその背中に追いつき、隣に並びたい空太。いつでも傍にいて欲しいと願うましろ。一度生まれてしまった感情を消すことは出来ず、空太の存在抜きには生きられないましろにどう応えていくのか。天才ゆえの悩み、そんな天才に恋したゆえのジレンマ、それらの感情が上手く調和して物語を形作っている。ライトノベルと侮る無かれ。コメディでもあるのでふんだんに盛り込まれた笑いも一見の価値あり。

昨年の一月に始まったこのシリーズも現在では4巻まで刊行されている。最近ようやく本を読めるようになったので、昔のように少しずつ種類を増やしていっている。それもあって一年遅れで手に取ったのだ。選ぶ参考になるかと思って買ったこのライトノベルがすごい!2011でも16位と、発売されたばかりで高順位を取った人気作品だ。2年以上の知名度有りの作品に囲まれながらの順位。そして新作の中では2位。(ましろ人気は42位とまだまだだが)大きな期待を持たれてる作品のようだ。それだけに、今後の展開が気にかかる。

さくら荘のペットな彼女 2
さくら荘のペットな彼女 3
さくら荘のペットな彼女 4
早いもので、30才です。一昔前までは二十歳まで生きられないと言われていたが、病気への理解と医療の進歩で周りには三十代が増え続けている。人工呼吸器様々だ。とはいえ、私の場合は19才の時に腹膜炎で死んでいるので、呼吸器あんまり関係ないし。

起きて三時間ほど経つが、祝ってくれたのはショップのメルマガだけ。このまま静かに三十路初日を終えようと思うのだが、それはそれで寂しい気が……。というわけで、これからもおっさんをよろしく。”おっさん”と”やっちん”って少し似てる?

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プロフィール
HN:
やっちん
年齢:
44
性別:
男性
誕生日:
1981/01/19
趣味:
アニメ鑑賞 ゲーム 読書
自己紹介:
難病筋ジストロフィーを病気に持ち、専門病院で療養している。というと可哀想に聞こえるが、テレビやパソコンを自由に出来るため、楽しく生活している。そのため、趣味に事欠かない。
体力的、機能的に制限があるので本当の自由とは言えないが。
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