これじゃ笑点だ

天外魔境Ⅲを未だにプレイしている。プレイ時間は70時間を超え、やっと終わりが見えてきた。とはいえ、まだまだ時間がかかりそう。最近のRPGはストーリーが長く、寄り道も多いのでやたらと時間がかかる。へたしたらシミュレーションよりも長い場合すらある。あまりの長さに途中で飽きてしまうことも。ファミコンの頃は少し物足りなさはあったが良質だったし、スーファミの頃は３・４０時間とちょうど良かった。今のゲームの長さは本当にユーザーの求める物なのか甚だ疑問である。

話は天外魔境Ⅲに戻る。サブイベントに出島開発というのがあり、店などを自由に建てられる。各店には名前が付けられている。で、防具屋をたくさん建てていたときのことだ。

コユウザ……？

キクゾウ……？！

これじゃ、まるで笑点じゃないか。笑点と商店をひっかけてるのか、たまたまなのか。一人で盛り上がってしまった。あいにく二人しかお目にかかることは出来なかったが。

ナミダ、ナミダ……

最初に断っておくが、悲しいことや嬉しいことがあって泣いてるわけではない。今度始めたゲーム「天外魔境Ⅲ NAMIDA」の主人公の名前がナミダなのだ。 ゲームの初めの方で、謎の男女の声がナミダを呼び続けるシーンがある。最初は「涙」にひっかけた名前なのかなと思っていたが、何度も連続で聞いていると「並だ」に聞こえてくる。お前は並だ、平凡な奴だ、そう言われてる気がしてくる。 天外魔境シリーズの中で駄作だとかなりけなされているこの作品。中古ではかなり値段が落ちてるし、評判が悪いようだ。シリーズ物の性というべきか、他の作品が良すぎるせいで比べられてしまう。一つの作品としてみればかなり面白いのに。そう、今までの設定を全て忘れることが出来れば楽しめるのだ。天外魔境ならではの個性的なキャラクターが魅力的。そして九州を舞台にしてるので、九州に住んでる人は一度プレイしてみると良い。ただし、町の位置関係はあまり気にしないように。